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格安SIMに乗り換える時にキャッシュバックはあるのか?

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本記事の内容は2018年9月20日時点の情報です。

MNPをする時に発生するキャッシュバック

MNPでキャッシュバックが発生する仕組み

かつて携帯電話の電話番号はそのままでキャリア契約を変更するMNP(ナンバーポータビリティ)を行うと、大量のキャッシュバックが発生するというキャンペーンが横行していました。

日本人のほとんどが携帯電話を所有する時代になったため、新規顧客獲得が難しくなった大手キャリアは他のキャリアからお客さんを引き抜くことしか契約数を増やす手段がなく、その手段として考案されたのがキャッシュバックです。

他社から携帯電話の契約を変更するときにキャッシュバックを発生させることで、他社の契約台数を1台減らし自社の契約台数を1台増やすという手段をとっていました。MNPでのキャッシュバックは高騰し、一時期はMNPを行うだけで10万円以上の金額がキャッシュバックされるという事態もありました。

キャッシュバックは規制の方向へ

しかしこの行き過ぎたキャッシュバックは2016年に事情がガラリと変わります。行き過ぎた競争を見かねた国がキャッシュバックに対する規制を発表し、ほとんどの代理店でキャッシュバックの文字を目にすることはなくなりました。

その結果高額キャッシュバックを大きく打ち出していた代理店はダメージを受け、閉鎖をしなければならない店舗もいくつか出たようです。

大手キャリアではソフトバンクのみネット店舗でキャッシュバックあり

携帯電話乗り換えによるキャッシュバックは規制がかかったため、docomoとauについては2016年1月にキャッシュバックを廃止しています。大手キャリアの中では唯一ソフトバンクのインターネット店舗でのみ、2017年4月の時点でキャッシュバックが行われているという状態になっています。

しかし、そのソフトバンクのキャッシュバックについても、すでに終了。
現在でも総務省が端末販売の適正化の取組に係る情報提供という窓口で、キャッシュバック情報提供をユーザーに募っているので今後キャッシュバックが活性化するという可能性は限りなく低いでしょう。

格安SIMの契約でのキャッシュバック事情

キャッシュバックは一部の会社で行われている

大手キャリアではもう行われていないキャッシュバックですが、格安SIMの会社ではどうなのでしょうか。

総務省の発表では規制対象が株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンク株式会社又は株式会社ウィルコム沖縄となっているので格安SIMの会社は含まれていません。

しかし格安SIMの会社でもかつてと同じようにキャッシュバックが活性化すれば、総務省が規制を入れる事は目に見えています。そういった理由からか、格安SIMの会社でもキャッシュバックを行っているのは一部の会社のみとなります。キャッシュバックを行っている代表的な会社としては、UQモバイル・BIGLOBEモバイル・NifMo・スマモバが有名です。

特にオススメなのが、「UQキャッシュバック」です。

他にもキャッシュバックキャンペーンが行われることはありますので、キャッシュバックを受けたいという人はMNPや乗り換えをする前にキャッシュバックキャンペーンについて調べてみるといいでしょう。

月額割引やデータ量増加キャンペーンもある

格安SIM会社の中にはキャッシュバックを行っている会社もありますが、それは一部の会社のみです。それでは他の会社は特典が全くないのかというとそうではありません。格安SIMの需要は増えているとはいえ、会社間の顧客争奪戦は行われているので各社MNPで乗り換えてくれたお客さんにはサービスを行っています。

代表的なサービスとしては、月額料金の割引や月々のデータ量増加などのサービスがあります。
こういったサービスについては各社が時期に応じて発表していますので、格安SIMへの乗り換えを考えている人はキャンペーンも考慮した上で会社を選ぶようにしましょう。

大手キャリアと格安SIMを比較

大手キャリアは安心感あり

それでは大手キャリアと格安SIM会社ではどちらの方がお得に利用することができるのでしょうか。
大手キャリアを利用するメリットとしては、やはり安心感でしょうか。docomo、au、ソフトバンクの3社はいずれも日本を代表する大企業であるためすぐに倒産するということは考えにくいです。

また、電話をよくする人にとっては、携帯電話料金の面でも大手キャリアの方が得をすることが多いです。格安SIMの会社はデータ通信で対応することを前提としていますので、電話回線を利用した料金プランは割高になることがあります。

仕事やプライベートで電話をよく利用するという人は、大手キャリアの方がお得になる可能性も十分にあるので、一概に格安SIM会社の方が安いという訳ではありません。

格安SIMの方がランニングコストは安い

しかし多くの人は格安SIMに乗り換えた方が、ランニングコストが安くなるケースが多いです。かつては電話回線を利用していた電話も、現代ではSkypeやLINE通話などデータ回線を介して行うことが多くなりました。

また自宅や飲食店でもWi-Fiを使うことが当たり前になりつつあるので、データ容量がいっぱいになって使えなくなるということも少なくなりました。人によっては大手キャリアから格安SIMに切り替えるだけで、年間の携帯電話料金が数万円安くなるということも珍しくありません。

少しでも携帯電話の料金を安くしたいと考えている人は、格安SIMへの乗り換えを考えてみてはいかがでしょうか。

格安SIMへの乗り換えをおすすめ

長期的に見れば格安SIMの方がお得な可能性が高い

ここまで格安SIMへの乗り換えキャッシュバック事情について解説をしてきました。かつてのようにMNPを行うことで高額のキャッシュバックがもらえるということはなくなりましたが、格安SIMの登場で携帯電話の月々の料金はかなり安くすることが可能になりました。

大手キャリアにもキャッシュバックがなくなりつつありますので、長期的に見れば格安SIMに乗り換えた方がお得になる可能性はかなり高いです。金額面を考えるのであれば、大手キャリアよりも早く格安SIMに乗り換えることをおすすめします。

格安SIMの料金が安い理由

格安SIMはその名前からかサービスが行き届いていないのではないかという心配があるかもしれませんが、今まで大手キャリアが行っていたサービスの一部のみを行っているという認識が正しいです。

大手キャリアは音声通話を基本として、様々なオプションを付加しています。携帯電話を契約する際にたくさんのオプションについて説明を受けたことがあると思いますが、実際その中で使っているサービスは少ないのではないでしょうか。

格安SIMはそういったサービスを排除し、またデータ通信のみに特化した契約をしているため料金を安く提供できているという訳です。また回線についてもdocomoかauの回線を利用しているため、電波が届くエリアについても差がありません。

au系格安SIM会社に乗り換える際の注意点

ただしauの回線を利用した格安SIMには、「UQモバイル」「mineo」「IIJmio」「BIGLOBEモバイル」「Tikimo SIM」「J:COMモバイル」などがありますが、これらau系格安SIMに乗り換える際には、頭に入れておきたい点があります。
au系格安SIMで接続可能なのは4G/LTEの電波のみのため、auの電波圏内でも3G通信のみのエリアでは利用できません。

とはいえ、キャリアが3G回線を終了し、4G回線への切替を進めているため、4G/LTEエリアだけでも人口カバー率99%超の広範なエリアをカバーしている為、デメリットというようなものでもありません。

docomoの回線を利用している会社と、auの回線を利用している多くの会社ではdocomoとauと同じ電波を利用することができるという訳です。

会社によっては回線速度が遅いという事もありますが、高速なMVNO(UQモバイルやY!mobile)を選択したり、公衆Wi-Fiを活用すればその心配もありません。

大手キャリアで携帯電話を保有するメリットよりも、格安SIM会社に乗り換えるとメリットが多いと思われますのでまだ大手キャリアを利用しているという人は、格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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