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Essential Phone(PH-1)レビュー│スペック・ベンチマーク・価格比較

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本記事の内容は2018年9月20日時点の情報です。
12月22日(日)の最新情報は各社公式サイトをご参照ください。

注目のSIMフリースマホ「Essential Phone」をレビューしていきます!
アメリカのメーカー「Essential Products」発、アメリカで大人気のSIMフリースマートフォン。

Essential Phone(PH-1)価格比較

Essential Phone(Essential PH-1)は、国内では、下記MVNOで販売されています。

[aside]Essential Phone取扱MVNO

・IIJmio
・楽天モバイル

 [/aside]

Essential Phone価格比較の結果がこちら!
IIJmioでは4K 360度カメラのセットモデルも販売されています。

Essential Phone
価格比較
一括価格 分割価格
IIJmio 46,000円 1,950円
楽天モバイル 49,800円 2,075円
IIJmio
(360°カメラ付)
54,640円 2,310円

Essential Phoneレビュー

スペックから実機レビューまで、Essential Phoneのレビューをお届けしていきます。
ミドルレンジの高コスパモデルが「Huawei P20 lite」なら、ハイエンドの高コスパモデルが「Essential Phone」!

まずは、スペックのレビューから、ご紹介していきます。

Essential Phoneのスペックまとめ

Essential Phoneのスペックがこちら。
5万円台で、チタンボディ・Snapdragon 835搭載の高コスパ端末!

Essential Phone スペック表
サイズ(mm) 約71.1 x 141.5 x 7.8
重量 約185g
カラー ・ブラックムーン
OS Android™ 9.0にアップデート可能
(初期はAndroid 7.0)
CPU Qualcomm Snapdragon 835
コア数 オクタコア
動作周波数 2.45GHz*4 + 1.9GHz*4
RAM 4GB
ROM 128GB
ディスプレイ 約5.71インチ CGS/LTPS液晶
解像度 QHD(2,560 x 1,312)
アウトカメラ カラーセンサー1,300万画素
モノクロセンサー1,300万画素
F値1.85
ハイブリッドオートフォーカス
 ・コントラスト
 ・フェーズ検出
 ・赤外線レーザーアシスト
インカメラ 800万画素
F値2.2 過焦点固定レンズ
バッテリー 3,040mAh
USB端子 USB Type-C
急速充電 USB PD対応
Qi(無線充電) 非対応
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac MIMO対応
Bluetooth Bluetooth Ver 5.0
テザリング 対応(最大10台)
対応バンド LTE: 1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/19/20/21/25/26/28/29/30/38/39/40/41/42/43/66
3G:B1/2/4/5/6/8/34/39
GSM:850/900/1800/1900 MHz
生体認証 指紋認証
防水 IPX4
防塵 IP5X
耐衝撃 非対応
おサイフケータイ 非対応(NFC搭載、Felica非対応)
ワンセグ/フルセグ 非対応

Essential Phoneベンチマークスコア

Essential Phoneで各種人気のベンチマークアプリを実行してみました。

Antutuベンチマークスコア

安定の人気ベンチマークアプリ「Antutu」Ver7.1の測定結果がこちら。

Antutuスコア
総合スコア 197,526
CPUスコア 69,491
GPUスコア 78,614
UXスコア 40,506
MEMスコア 8,915

Antutuベンチマークスコア01Antutuベンチマークスコア02Antutuベンチマークスコア03

Geekbench Proベンチマークスコア

Galaxy S8やXiami mi6同等のスコアとなっています。

Geekbench Proスコア
Single Core Score 1,868
Multi Core Score 6,512

Geekbench Proスコア

3DMarkベンチマークスコア

Galaxy S8やXiami mi6同等のスコアとなっています。

3DMarkスコア
Ice Storm Unlimited 40,780
Ice Storm Extreme MAX
Sling Shot 3,547
Sling Shot Extreme OpenGL ES 3.1 3,030
Sling Shot Extreme Vulkan 2,438

3DMarkスコア013DMarkスコア02

Essential Phone(PH-1)開封レビュー

Essential Phone(PH-1)の開封レビューをお届けしていきます。
驚くほどシンプルなつや消しのパッケージ。

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パッケージ底面には、同梱物・保証・ユーザーマニュアル・利用規約について書かれています。

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スマホのパッケージとしては珍しく、横にスライドして開けるタイプですね。

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付属品レビュー

付属品は至ってシンプル。

[aside]Essential Phone PH-1付属品

・急速充電器
・USBケーブル
・ヘッドフォンアダプター

 [/aside]

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USBケーブルは、USB Type-C。

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Essential Phone PH-1は、USB PDの急速充電に対応しています。
付属の充電器は、USB PD 27Wの急速充電器が付属。
出力は、5V3A or 9V3Aとなっています。

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最近、人気のP20 Proなどもそうですが、Essential Phoneにも、イヤホンジャックが搭載されていません。
で、付属してくるのが、USB Type-C イヤホンジャック変換アダプター。
難点は、イヤホン使用中は充電できないという点ですね。

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SIMピンはEssential Productsの企業ロゴをイメージしたデザイン。

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製品保証と利用規約に関する説明書
英語・フランス語・スペイン語のみで記載されています。

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Essential Phone本体レビュー

チタン筐体・デュアルカメラが特徴的なEssential Phone。
iPhone Xというよりかは、AQUOS R Compactのようなノッチデザイン採用。

手に馴染みやすいサイズ感のボディに5.71インチ液晶を搭載。
液晶ガラスには、最近主流のラウンドエッジ加工。

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ちなみに、ノッチ部分のデザインはこんな感じです。

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本体背面は鏡面加工が施された美しいデザイン。
デメリットはやはり指紋残りですね。かなり指紋で汚れます。

指紋センサーは使いやすい上部に配置。

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デュアルカメラ+LEDフラッシュに加え、360度カメラ等のアクセサリーが接続できる、磁器コネクタを背面右上に配置。

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本体下部には、USB Type-CソケットとSIMトレー。

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本体右側面には、電源ボタン+音量調整ボタンというベーシックな配置。

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本体上側面には、何もなし!

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本体左側面にも何もなし!

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本体背面の光沢感・鏡面感はこちらの画像を参考にしてみてください。
パッケージのバーコードの映り具合、もはや鏡です。

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充電中の表示が少し変わってますね。笑
通常、バッテリーアイコンが表示されるところですが、コーヒーのカップがアイコンとなっています。

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初期設定の流れを解説

デフォルトの言語設定が英語となっています。
THEアメリカ製品という感じで、販売国に合わせてローカライズするという姿勢が見受けられません。笑

まず、中央下部の言語設定から「日本語」を選択しましょう。

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なぜか、「日本語」と「日本語(日本)」という2つの選択肢がありますが、なんとなく「日本語(日本)」を選択しました。笑

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「使ってみる」をタップして初期セットアップに進みます。

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SIMカードを挿入していない場合、下記のような画面が表示されますが、気にせず「スキップ」をタップしましょう。

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「Essential Phoneへようこそ」
「データのコピー」をするか、データ移行せず「新規としてセットアップ」するかを選択しましょう。
今回は、「新規としてセットアップ」を選択しました。

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Wi-Fi設定を済ませると自動で「アップデート確認」が入りますので、終了するまで待ちましょう。
アップデートがある場合、インストールをしましょう。

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Googleアカウントの設定。
AndroidスマホはGoogleアカウントを使用します。
お持ちでない方は、「アカウントを作成」からGoogleアカウントを開設しましょう。

Gmailをご利用中の方は、GmailのIDとパスワードでログインできます。

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スマホに名前を設定できますが、これはスキップできます。
設定しない場合、何も入力せずに「次へ」をタップしましょう。

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Essential Phoneは指紋センサーを搭載しており、指紋認証によるロック解除が可能です。
指紋認証の精度も高く使いやすいので、はじめに設定してしまいましょう!

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指紋を使う場合でも、他の認証方法と併用することで、セキュリティを高めることができます。
今回は、「指紋+パターン」を選択しました。

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まず、ロック解除パターンを設定します。

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続いて、指紋の登録です。

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本体背面に設置されている指紋センサーに指をつけたり離したりを繰り返します。

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Essential Phoneの利用規約画面。
不親切にも英語しかありません。

そして、英語の利用規約に同意しないと次へ進めません。笑

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Googleサービスの利用設定 

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その他の設定項目
特に必要でなければ「設定を完了」をタップします。

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これにて、Essential Phoneの初期設定が完了です。
初期状態では、Android 7.0となっております。

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Android 9.0へのアップデートにも対応しており、アップデートするとホーム画面が少しだけ変わります。

Essential Phone(PH-1)の特徴

Essential Phone(PH-1)の特徴をまとめていきたいと思います。

チタン製ボディを採用

これ、スマホで初めてでしょうか?
チタン製のボディを採用し、落下時の傷に強くなっています。

硬い素材を外側に採用すると、その分、筐体での落下時の衝撃が吸収されず、内部にダイレクトに伝わる為、内部部品へのダメージが不安ですが、その辺はどうなんでしょうかね。

ただ、どちらにしても、指紋汚れがひどいので、カバー利用推奨です。笑

Snapdragon 835 + 4GBメモリ

2017年のフラッグシップモデルに搭載されてきたSnapdragon835というSoCを搭載し、メモリは4GB。
5万円台で、チタン製ボディに、このスペックは高コスパ端末と言えます。

この記事でご紹介したベンチマークスコア通り、十分すぎるほどの処理能力。

デュアルカメラ搭載

ハイブリッドオートフォーカス搭載のデュアルカメラ(カラー+モノクロ)は、高速AFで色味も自然な鮮やかさ。
P20 Proのような、カラーグレーディング感はありませんが、自然な色付けで好印象。

ポートレートモードなら、フォーカス位置を設定すること一眼レフカメラのような背景のボケた写真もキレイに撮影できます。(Huaweiスマホでいうところのワイドアパーチャ)

あまり女性には人気なさそうな端末なので良いかと思いますが、インカメラは、少し手ぶれに弱いかな?という印象。

360°カメラ

IIJmioでの購入なら、オプションの4K 360°カメラが別途8,640円でつけられます。
画質はそこそこですが、使いようによっては面白そう!

こちらがEssential Phone PH-1+360Cameraで撮影した動画。
スクロールすると、動画をグルグル操作できますので、遊んでみてください。

プリインストールアプリが最小構成

大手スマホメーカーは、メーカー独自のプリインアプリを入れたがりますが、Essential Phoneは必要最小限の構成。

Androidの初期アプリだけが入っているイメージですね。
無駄にメモリも食わず、好印象。

Essential Phoneプリインストールアプリ

AU系MVNOでの利用について

Essential PhoneはAU VoLTEにも対応しています。
また、対応バンド的にも、au 4G/LTEで使用しているバンドも一通り抑えていますので、問題なく使えると思われます。

AU回線プランの設定があるIIJmioにおいて、docomo回線専用端末として販売されているので、なにかあるのかもしれませんし、ただ単に、動作確認が済んでいないだけかもしれません。

しかし、「au.au-net.ne.jp」のAPNがプリセットされています。

当方、UQモバイルの通話SIMで確認したところ、「通話」「ネット接続」「テザリング」ともに動作を確認しています。

ただし、UQモバイル公式サイト掲載の通りAPN設定をすると、「携帯通信会社により、タイプdunのAPNの追加は許可されていません。」となりAPN登録ができません。

今回、「APNタイプ」を空白で登録し、動作確認を行いました。
空白で登録すると、自動で「default,mms,supl,hipri,fota,ims,cbs」と上書き登録され、UQモバイル公式掲載のAPNタイプ設定「default,mms,supl,hipri,dun」とは異なります。

これによる弊害があるかもしれませんので、UQモバイル公式やIIJmio公式等の動作確認発表を待ちたいところですね。

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