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LINEユーザーがキャリアから格安SIMに乗り換えるには?アカウント引き継ぎ手順

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本記事の内容は2018年9月20日時点の情報です。
11月21日(木)の最新情報は各社公式サイトをご参照ください。

格安SIMに乗り換えてもLINEは使えるのか?

利用者の多いLINEには乗り換え需要も多い

若者を中心に年配の方や企業活動においても、コミュニケーションツールとして広がりを見せているLINE。いまやスマートフォンのSNSアプリとしては定番中の定番といえるアプリでしょう。さて、大手の携帯電話キャリアでスマートフォンのプランを契約しているLINE利用者の場合、ガラケーに比べて毎月の利用料金が高いと感じている人は少なくありません。

そこで考えるのが、スマートフォンの利用を大手キャリアから格安SIMに乗り換えることです。とはいえ、格安SIMで大手キャリアと同じようなサービスを受けられるのか、そもそもLINEが問題なく使用できるのかが気になるところです。

格安SIMでもアプリは使える

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えは、スマートフォンの通信契約を結ぶ相手を変更することです。そのため、スマートフォンの機能自体が変わるわけではなく、基本的にそのスマートフォンで動作しているアプリ自体の使用可否には大きな影響がありません。

つまり、大枠としてはLINEも大手キャリアに接続していたときのように使えます。ただし、最初に必要な設定を行わなければならない部分はあります。

また、大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合でも、通信に使用しているインフラは、紛れもなく大手キャリアのものです。格安の独自インフラに移るわけではないので、一定の品質や利用可能エリアについての心配はありません。

大手キャリアのアプリは使えない

格安SIMに乗り換えても基本的にLINEをはじめとするアプリはそのまま使えることが多いですが、乗り換える前に契約していた大手キャリアがユーザー用に提供しているアプリは使えなくなります。自社の契約者ではなくなったのですから、当然のことといえるでしょう。

また、格安SIMに乗り換えると通信速度が遅くなるといった影響はあり得ます。もっとも、これはLINEやアプリがどうこうではなく、その格安SIMそのものの話といえます。

LINEを乗り換えで使うときの注意点

LINEを最大限に活かす環境を作る

SIMロック解除端末やSIMフリー端末のカードスロットに格安SIMを差し込めば、大手キャリアで使っていたときのようにスマートフォンが動きます。しかし、LINEを乗り換えで使うときには、主に3つの点で注意が必要です。LINEを最大限に活かせる環境を作るためにもチェックしておきます。

OSのバージョンに注意

スマートフォンはハンディタイプのパーソナルコンピュータともいうべきマシンです。パソコンと同様に、搭載する基本ソフト、つまりOSのバージョンアップが繰り返されています。

スマートフォンを機種変更する場合、機種変更前のスマートフォンのOSと、変更後の機種のOSが一緒であれば、まずは一安心です。しかし、変更後のOSの方が古いバージョンだった場合、アプリとの互換性の問題が生じる可能性があります。アップデートで対応できるものなのか、機種そのものを見直す必要があるのかについて、十分に確認しておく必要があります。

LINEはSMS認証が必要

LINEを使用するには、多くの場合SMS認証が必要です。SMS認証では、携帯電話の電話番号でやりとりするショーットメッセージサービスを使います。SMS認証を簡単にいえば、LINEをはじめとするアプリを使うための本人確認をする作業です。不正防止などの目的で行われているもので、このSMS認証を受けなければ、原則としてLINEを使うことはできません。

そして、格安SIMがSMSに対応していなければLINEを使えないという結果になります。格安SIMには、大きく3つのタイプがあります。音声通話付きSIMとデータ通信専用SIM、そしてSMS付きデータSIMです。このうち、データ通信専用SIMだけはSMSに対応していません。

したがって、格安SIMは音声付きSIMかSMS付きデータSIMを選ぶことになります。通話が不要であれば、その分だけ価格的にお安いSMS付きデータSIMがおすすめです。

SMSが使えない場合の対処法

LINEを利用したいのに、うっかりSMSに対応していないデータ専用SIMを買ってしまった場合など、SMSが使えない場合の対処法には、主に2つのパターンがあります。

まずは、Facebookのアカウントで認証することです。Facebookでログインするだけの簡単認証となっています。もうひとつは、SMSが使える端末を流用する手です。スマートフォンから電話番号を入力する段階で、SMSが使える別の端末の電話番号を使用します。

これによって、認証のための番号がそちらの端末に届きます。あとは、その番号をスマートフォンに入力して認証すればOKです。

多くはIDからの検索が使えない

格安SIMでLINEを使う場合の泣き所ともいうべき点があります。それは、IDからの検索を使うことができない格安SIMが多い点です。とはいえ、どの程度の不便さを感じるかは人によって異なるため、必ずしも大きなデメリットだとはいえません。

アカウント引継の手順とは?

LINEで引継設定が必要な場合

LINEを使っているスマートフォンを機種変更しようとする場合、一定の条件下では、アカウントの引継設定を行う必要があります。機種変更前のデータなどはなくなってもかまわないという人もいるでしょうが、通常はそのまま引き継いで使うことになるでしょう。したがって、引継手順はしっかりと抑えておきます。

機種変更に伴って設定が必要となる一定の条件下とは、電話番号が変わる場合と、Facebookでログインを利用している場合です。

機種変更する前のスマホも必要になる

LINEのアカウントを新しいスマートフォンに引き継ぐ設定をする場合、機種変更前のスマートフォンも必要となります。なぜなら、LINEを使用中の端末から引継許可の操作をする必要があるためです。

引継許可の操作

使用中のスマートフォンで、設定メニューのアカウントからメールアドレスとパスワードの登録を行います。認証後に、同じく設定メニューのアカウントの引き継ぎ設定をONにします。この操作の有効期間は36時間です。

36時間以内に引継を行わなかった場合は、もういちど設定をやり直します。※一部の情報では24時間以内というものがありますが、LINE公式ブログで36時間となっています。ここまでが、使用中のスマートフォンで行う操作です。

機種変更後のスマホでの操作

引継許可の操作から36時間以内に、機種変更後のスマートフォンでLINEにログインします。その際に使用するのは、先ほど登録したメールアドレスとパスワードです。このあと、SMS認証を完了すれば引き継いだ環境でLINEを使えます。ただし、一部に引き継げないものもあります。トーク履歴も引き継げない項目のひとつです。使いたい場合は、バックアップをとってから移行作業をします。

究極の格安SIMならLINEモバイル

LINEユーザーの格安SIMがLINEモバイル

先ほど、LINEを使用するには多くの場合SMS認証が必要だと述べました。これは、SMS認証が不要なケースがあるためです。ズバリ!LINEモバイルなら、LINEアカウントの作成にあたってSMS認証を必要としていません。

LINEモバイルは、その名のとおりLINEグループの格安モバイル会社であり、同社のサービス名称です。2016年にサービスを開始しました。

データ通信量がカウント対象外

LINEモバイルでは、LINEだけでなく、主要なSNSなどを利用する際のデータ通信量がノーカウントです。どれくらい使ったかを気にする必要がないのは大きなメリットといえるでしょう。また、データ通信量のシェアや繰越にも対応しています。

ID検索にも対応

LINEモバイルが他の格安SIMと大きく異なる点として、LINEの年齢認証とID検索に対応していることがあげられます。つまり、LINEモバイルなら普通にLINEを使えるということです。
このように、同じLINEのLINEモバイルの方が、他の格安SIMよりもLINEを使う点で見た場合のメリットが大きいといえます。

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